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土曜の夜。

いつもの面子が俺の部屋に揃っていた。

【かなで】「やっぱり秋と言えばお茶会だねー」

【陽菜】「お姉ちゃん、春からずっとやってるよ」

【かなで】「でもね、季節のお野菜がおいしいように、秋やるお茶会は格別なの」

【孝平】「秋がお茶会のシーズンだなんて、初めて聞きましたが」

【かなで】「そりゃそうだよ、今わたしが決めたんだから」

【孝平】「冬には冬がシーズンとか言いそうですね」

【かなで】「ブーブー」

【かなで】「冬は~鍋会の~季節♪」

【白】「鍋会、ですか」

【かなで】「うん、サイコーだよ」

【かなで】「みんなで一緒に食べようね」

【白】「はい」

【司】「鍋はいい」

司もかすかにうなずいている。

【陽菜】「あ、でも、これからはあんまりお邪魔しちゃ悪いんじゃないかな」

【かなで】「どーして?」

【陽菜】「ほら、その……」

陽菜が口ごもり、俺と白ちゃんを見る。

俺たちが付き合ってることを気にしてるのか。

【孝平】「俺は別に構わないけど」

【孝平】「白ちゃんは?」

【白】「えっ、わたしは……」

【かなで】「むむ。やっぱりこーへーと二人の時間が多いほうがいいのかー」

【白】「あの、それはそうなのですが、皆さんと過ごす時間も楽しいですから……」

さりげなく恥ずかしい告白をされた。

【白】「今までと一緒が、いいです」

【かなで】「ほへ~」

【孝平】「なんですかそのリアクションは」

【かなで】「いや、なんか愛を感じるなーと思って」

【かなで】「それで、最近どこにデートに行ったの?」

いきなりなんて質問をっ!

【白】「海岸通りへ……」

少しうつむいて答える白ちゃん。

なんだこの羞恥プレイは。

【陽菜】「ど、どんなことしたの?」

【白】「支倉先輩とまた夕日を……」

【孝平】「わーわーわー!」

【かなで】「言えないようなコトなのか~」

やばい、なんか遊ばれ始めたぞ。

話題を逸らさなくては。

【孝平】「あっ、そうだっ!」

【陽菜】「ん?」

【孝平】「みんなこの間の休日は何してた?」

【かなで】「それは、わたしたちに遊ぶ場所を聞いて、デートコースに組み込みたいってこと?」

無理矢理話を戻された……。

回避不可能なら、いっそ話に乗るか。

恥ずかしがってるよりマシだ。

【孝平】「ええ、最近街ばっかり行ってるので他にないかな、と」

【かなで】「どこがいいかな」

【司】「街以外はわからん」

【陽菜】「あとは山とかかな」

【かなで】「たまには二人で山に行くのもいいんじゃない?」

【白】「えええっ!?」

いきなり大きな声で叫ぶ。

【孝平】「ど、どうした?」

【白】「あ……その、それは……」

//Switch to Shiro's POV//

【白】若い男女で山に入るということは――

【白】男女の営みを行う、ということ。

【白】隣に住んでいたお婆さまが、そう教えてくださいましたけど……。

【白】いきなりそんなことを勧められるなんて……。

//Switch back to Kouhei//

【かなで】「うわ~、しろちゃんが真っ赤だ」

【陽菜】「大丈夫? 熱でもあるの?」

【白】「い、いえ、その恥ずかしくて」

【かなで】「山に行くのが?」

【白】「は、はははい」

【白】「だって、支倉先輩と、その……」

ごにょごにょと語尾が消えていく。

【陽菜】「照れ屋さんなんだね」

【司】「毎回こんな感じなのか?」

【孝平】「いや、みんながいるからだと思うけど」

//Switch to Shiro's POV//

【白】す、すごい。照れてるのはわたしだけだ。

【白】これが年上の会話、というものなのかな。

//Switch back to Kouhei//

【孝平】「じゃあ、明日にでも行ってみる?」

【白】「あ、明日ですかっ!?」

【孝平】「まずいかな」

【白】「い、いえ……支倉先輩が……」

【白】「そう言ってくださる……なら」

ごにょごにょと口ごもる。

白ちゃんは、山に行くのがそんなに嬉しいんだろうか。

【かなで】「あ、そうだ」

【かなで】「山に行くなら体操服がいいよ」

【白】「た、体操服っ!? あの体操服ですか?」

【かなで】「うん。だって、汚れちゃうでしょ」

【白】「よ、汚れ……そう、そうですよね」

白ちゃんの顔や耳、手まで真っ赤になっている。

【孝平】「あの格好で外を歩くのは変でしょう?」

【かなで】「学院の敷地内に行くなら変じゃないでしょ」

【孝平】「敷地内、ですか」

【かなで】「いい場所があるから教えてあげる」

【かなで】「今の季節だと、木の実がいっぱい拾えると思うよ」

【孝平】「食べられるんですか?」

【かなで】「もちろん」

【司】「熊に気をつけろよ」

【孝平】「いないだろ」

【かなで】「猪とか野兎ならいるかもね」

そうなのか。

【孝平】「じゃあ白ちゃん、明日の朝、体操服で集合ね」

【白】「……は、はい」

なぜか消え入りそうな声で呟いた。

日曜日。

待ち合わせの時間に行くと、白ちゃんが先に来ていた。

【孝平】「おはよ」

【白】「あっ、おはようございます」

【白】「よろしくお願いします……」

ぺこり

【孝平】「こ、こちらこそ」

なんでよろしくなんだろうか。

顔も赤いし、緊張してるのかな。

【白】「……」

恥ずかしそうに俺を見つめている。

【孝平】「じゃあ、行こうか」

【白】「……山ですよね?」

【孝平】「そうだけど。もしかして、嫌かな?」

【白】「そんなことはありません。支倉先輩となら……嬉しいです」

【白】「ちゃんと覚悟して来ました」

覚悟?

山にそんな危険な生物がいるのだろうか。

そういや、猪がいるとか言ってたな。

【孝平】「心配しないで。俺がなんとかするから」

【白】「は……はい」

【孝平】「じゃあ行こうか」

【白】「そ、そうですね」

【孝平】「えーっと」

ナップサックから紙を取り出す。

かなでさんのくれた、手書きの地図だ。

【孝平】「ここが礼拝堂だから……」

【白】「礼拝堂の近くなのですか?」

とても不安そうな顔。

【孝平】「もしかしてシスター天池に見られたくないとか?」

【白】「はい、それはもうっ」

こくこくとうなずく。

たしかに男女二人で体操服姿だと、変に思われるかもしれない。

【孝平】「大丈夫、この裏をずっと行ったところだから」

さっさと礼拝堂から離れよう。

【孝平】「こっち」

【白】「あっ」

白ちゃんの手を取って、森の中へと進む。

……。

しばらく歩くと、木漏れ日の差す場所に出た。

【孝平】「ここらへんかな」

【白】「ここ……ですか」

白ちゃんは相変わらず真っ赤だ。

つないだ手も、少し震えているような。

【孝平】「もしかして、体調悪い?」

【白】「いえ、そんなことはないです」

【白】「ひゃっ」

白ちゃんのおでこに、手を当ててみる。

【孝平】「ごめん、驚いた?」

【白】「少しだけ……」

【孝平】「熱はないみたいだけど」

【白】「大丈夫です」

【孝平】「そっか。じゃあ、始めよう」

【白】「!」

なぜそこでびっくりするんだ?

まあいいか。

ごそごそ

ナップサックを漁る。

【白】「……」

なぜか真剣な顔で俺を見つめている。

手ぶくろと、木の実を入れるビニール袋を取り出した。

【孝平】「あのさ、白ちゃんはどれが食べられる木の実なのかわかる?」

【白】「えっ」

【白】「もしかして、木の実拾いの後なのですか?」

なぜか、おずおずと聞く。

【孝平】「先にすることあったっけ?」

【白】「あ、いえ……」

【白】「木の実は、有名なものならわかります」

【孝平】「頼もしいな。俺ほとんどわかんないから、教えてくれると助かる」

【白】「はい」

【白】「支倉先輩の足下に落ちてるのが、クルミです」

【孝平】「おおっ、これ全部か」

様々な木の実ですぐに袋がいっぱいになった。

【孝平】「大量だな」

【白】「それは全部、生で食べられます」

【孝平】「じゃあ、学食の鉄人のとこに持っていかなくてもいいのか」

【白】「はい。洗うだけです」

【白】「お茶会で皆さんにお裾分けしますか?」

【孝平】「白ちゃんがよければ」

【白】「わたしもその方が嬉しいです」

【孝平】「でもさ、こんなに簡単に採れると思わなかったよ」

【白】「クルミは、木さえ見つければいっぱい拾えますから」

【白】「その分、見つけるのは大変だそうです」

【孝平】「じゃあ、場所を教えてくれたかなでさんにお礼を言わないとな」

【白】「そうですね」

白ちゃんが微笑む。

【孝平】「時間は早いけど、いっぱい採れたから帰ろうか」

【白】「あ……」

【孝平】「ん?」

//Switch to Shiro's POV//

このまま、何もせずに帰るんだ……。

支倉先輩は、男女で山に入る意味を知らないのかな。

あ。

もしかして、かなで先輩たちも知らなかったのかも。

だから、あんなに堂々と話をしていたんだ……。

皆さんは木の実拾いの話をしていただけ。

それなのに、わたし一人だけ変なこと考えていたなんて。

//Switch back to Kouhei//

【白】「……」

いきなり泣きそうな顔をされた。

【孝平】「ど、どうしたの?」

【白】「なんでも……ないです」

【孝平】「やっぱり調子悪い? それとも、俺が何かしちゃったかな」

【白】「違うんです」

【白】「わたし、恥ずかしくて……」

【孝平】「もしかして」

【孝平】「体操服が?」

【白】「違いますっ」

【白】「いえ、それもちょっとはあるのですけど」

さっぱりわからん。

【白】「あの、ご存じありませんか」

【白】「若い男女で山に入る、というのは……を交わす、という話を」

【孝平】「何を交わすの?」

【白】「ち……ちちち……」

【白】「ち……契りを」

【孝平】「……」

【白】「……」

鳥の鳴き声。

木々が風に揺れる音。

思わず木々の間の空を見上げた。

山に入る=H。

聞いたことない方程式だ。

この島のオリジナルルールなんだろうか。

【孝平】「白ちゃんはそういう誘いだと思ってたの?」

【白】「はい」

白ちゃんは恥ずかしそうに、小さくうなずく。

【白】「やっぱり、知らないのですね」

【孝平】「初めて聞いた。そんな話、どこで聞いたんだ?」

【白】「隣に住む、お婆さまからです」

【孝平】「もしかしたら、昔の風習なのかもしれないな」

もしくはただの冗談だったか。

白ちゃん、信じやすいからな。

【孝平】「あー」

だから、あんなに恥ずかしがってたのか。

【孝平】「じゃあ、明日にでも行ってみる?」

【白】「あ、明日ですかっ!?」

【孝平】「まずいかな」

【白】「い、いえ……支倉先輩が……」

【白】「そう言ってくださる……なら」

【白】「……山ですよね?」

【孝平】「そうだけど。もしかして、嫌かな?」

【白】「そんなことはありません。支倉先輩となら……嬉しいです」

【白】「ちゃんと覚悟して来ました」

やばい。かわいすぎる。

そんな想いで来てくれていたなんて。

ちょっと笑ってしまうけど――

その気持ちが、嬉しい。

白ちゃんの頭に手を伸ばす。

細く柔らかい髪を、ゆっくりと撫でた。

【白】「あ……」

嬉しそうな表情で、こちらを見上げている。

【白】「く、くすぐったいです……」

小さく身をよじると、それに合わせて左右で結ばれた髪が揺れた。

指先で前髪をそっとかきわける。

おでこに優しく唇で触れた。

【白】「あっ」

何が起こったのかわからないのか、すぐに離れた俺を見て目を丸くする。

【白】「……キスされました」

頬がゆっくりと桃色に染まる。

【孝平】「もう覚悟は消えちゃった?」

【白】「え?」

【孝平】「もし、消えてないならお返ししてみて」

ドキドキしながら聞いた。

断られたら、とんでもなく恥ずかしい。

【白】「ちゅ」

一瞬も迷うことなく――

少し背伸びをして――

俺に唇を重ねてきた。

ふわりとした感触を残して、唇が離れる。

【孝平】「もう一度」

【白】「はい」

俺は白ちゃんの高さに合わせて、少し屈んだ。

白ちゃんの唇が、俺の唇にそっと触れた。

【白】「ん……」

また離れようとする白ちゃんの肩に、両手を置いて引き止める。

すごく細い肩だ。

こんなに華奢なのか、とあらためて認識する。

【白】「んん……」

白ちゃんが小さな唇を押しつけてくる。

かすかな吐息を、肌に感じた。

【白】「あ……あむ……っ」

薄い上唇を、挟んでみる。

ふにふにとしていて、和菓子みたいに甘い。

その白ちゃんの味が、心を溶かしていく。

そのまま舌で上唇をなぞった。

【白】「ふぁ……はぁ」

目の前にある瞳が、潤んでくる。

【白】「はむっ、んん」

俺のマネをして、上唇を唇で包み込む。

小さな熱い感触。

【白】「ちゅく……ちゅ……はぁ」

白ちゃんの少し震える舌先に、俺の舌を絡ませていく。

【白】「あ……はぁ……っ……ん」

温かい吐息が漏れた。

俺は肩に置いた手を背中に回し、白ちゃんをそっと抱いた。

【白】「ん、んんっ」

【白】「ちゅ……んっ、ぴちゅ……ちゅぅっ」

甘く深いキス。

白ちゃんは一生懸命、俺の口内に舌を入れてくる。

舌の裏をちろちろと舐められた。

【白】「あ……はぁ、ふ……ちゅ」

白ちゃんの手が俺の背中に回る。

ぎゅっ

しがみつくように抱きしめられる。

身体がぴったりと密着した。

薄い体操服越しに、控えめな胸の感触が伝わる。

【白】「んっ、んんっ、ちゅ……あはぁっ」

白ちゃんが必死に舌を絡ませるたびに、お互いの身体がこすれ合う。

下半身が、むずがゆい。

血が集まっていくような感覚。

【白】「あ……」

唇が透明な糸を引いて離れた。

白ちゃんはとろけたような表情で、俺を見つめている。

【白】「あの……わたしのお腹にあたって……ます」

少し体を離して、潤んだ目で視線を落とす。

体操服の上からでもわかるほど俺のものが膨張していた。

【白】「す、すごく大きくなってます」

【孝平】「生理現象なんだ。前も見たろ?」

【白】「はい」

【白】「何度見ても不思議です」

小首をかしげて、まじまじと見られる。

は、恥ずかしい。

【孝平】「白ちゃん、回れ右」

【白】「え?」

【白】「あ、はい」

素直にくるりと、その場で回転。

白ちゃんの身体を、抱きしめた。

【白】「あっ」

//H-scene starts//

【白】「あっ」

体操服の上から胸に触れる。

ふわふわとして柔らかい。

優しくマッサージするように揉んだ。

【白】「あ……なんだか、ぼーっとします」

【孝平】「こういう感じがいい?」

【白】「はい……そうされると、ん……」

【白】「心が欠けたような、ふあっ……不思議な気持ちになります」

【孝平】「よくわからないな。どんな感じか、教えて」

【白】「あ、はい……」

【白】「ああ……胸が……きゅっ、と寂しくなって……」

【白】「足りなかった……っ、ものに、んんっ、気づかされるような」

【孝平】「何が足りないの?」

小さく円を描くような動きに変えた。

【白】「ふあ……足りないの、は……んっ、支倉先輩、です……」

【白】「もっと、んん……してほしいです」

【白】「ふぁ、あ……。キ、キスが……したい、です」

【白】「あぁ……しては、ダメですか?」

俺の肩に小さな頭を預けて、せつなげに言った。

なんて、愛らしいんだろうか。

【孝平】「いくらでも」

俺を見上げている白ちゃんの唇をそっと奪った。

【白】「ん、あはぁ……ちゅ、ちゅぅっ……」

餌をねだる小鳥のように、俺に応えてくる。

白ちゃんに口内をちゅくちゅくと舐められるたびに、体が熱くなっていく。

唾液をたっぷりのせた舌を、白ちゃんの小さな口に運んだ。

【白】「ちゅ……んんっ……ぅちゅぅっ、ごくっ、ふぁ……」

嬉しそうに俺の唾液を舌で受け取り、嚥下する。

【白】「ふあぁ……」

白ちゃんが幸せそうな顔をした。

素直に俺に向けられた感情。

俺のことを好きでいてくれる。

その事実が、何よりも嬉しい。

【白】「ふぁ、あ、……んんっ……ぁ」

胸を揉む手の動きを止めた。

【白】「あ……」

切なげな吐息を漏らす。

【孝平】「直接、したほうが寂しくないよね?」

【白】「……はい」

こくん

かすかにうなずいた。

太陽に照らされて、真っ白に輝く体操服。

胸を揉む手を下に移動し、上着の裾から内側へ、ゆっくりと指を忍ばせる。

内側を、俺の手がもぞもぞと這い上がっていく。

【白】「ふ、あああっ」

ブラジャーを上にずらし、直に胸に触れた。

しっとりとして心地良い。

触れているだけで、幸せな気持ちになれる。

【白】「あ、はぁ……温かいです」

【白】「こうしていると満たされます……」

【白】「でも……」

【孝平】「ん?」

【白】「わたしは、欲張りなのかもしれません」

【白】「もっと……支倉先輩に満たされたくなってしまいます」

白ちゃんがドキドキしているのが伝わってくる。

【孝平】「いくらでも、満たしてあげる」

指先で突起に触れた。

【白】「んっ」

少しだけ固くなっている。

好きな気持ちを伝えるように、その部分を愛撫する。

【白】「あっ」

【白】「あ、ああ、あっ……あ、あああっ」

指を動かすたびに、甘い声が漏れた。

少しリズミカルに指先をかすらせる。

【白】「あっ、あ、あ、あ、あ、あ、あっ、ふぁ」

【孝平】「楽器みたいだ」

【白】「ち、違います……」

【孝平】「もっと触った方が嬉しい?」

【白】「それは……」

恥ずかしそうにうつむく。

【白】「……はい」

【孝平】「じゃあ……続けるね」

【白】「あっ……ふぁ、ああ、あ」

【白】「ふぁ、ふ、ああ、うあっ、や、ぁ」

白ちゃんが、快楽に悶えるように小さく首を振る。

空いていた手で、体操服の裾をまくりあげた。

【白】「えっ! あ……ふぁっ、ああ」

白い肢体が晒される。

驚くほど華奢なライン、小振りな胸の上に輝く汗。

【白】「は、はぁ、あ……はずか、しい、です」

【孝平】「俺は、白ちゃんの身体が見れた方が、嬉しいな」

【白】「で、でも……」

【孝平】「じゃあ、恥ずかしくないくらいに、感じさせればいいかな?」

耳元で囁く。

【白】「ぅ……」

顔を真っ赤にさせて、期待するような目で俺を見た。

ゆっくりと、白ちゃんの下腹部に手を持っていく。

【白】「ど、どうするんですか?」

【孝平】「どうしてほしい?」

逡巡するように視線を揺らし、それから上目使いで俺を見た。

【白】「……は、支倉先輩の優しい手で」

【白】「わ、わたしの、いろんなところに……触れて下さい」

俺の心音を一気に高める甘美な言葉。

理性が溶かされていく。

【孝平】「わかった」

白ちゃんにうなずいて、お腹のラインに沿ってブルマの中に指を滑り込ませた。

【白】「あっ……」

どんどん奥へと進んでいく。

ぴちょり

【白】「ひああっ」

粘膜に触れた瞬間、びくりと白ちゃんの体が震えた。

白ちゃんの秘所は熱く、少し湿っていた。

胸に置いた手を再び動かす。

白ちゃんの柔らかさを味わうように、撫で回す。

【白】「ふあっ? あ、ああ……」

陰部に触れた指を縦筋に沿って動かす。

【白】「ああっ、……ふぁ、あっ」

白ちゃんの入り口にゆっくりと指を沈ませる。

【白】「あっ!」

白ちゃんが小さな体をのけぞらせた。

第一関節まで指を沈めて、膣口を掻き回す。

【白】「あっ、はぅっ、ぁああっ、ああ」

【白】「ふぁ、ああ、ふぁ……あああっ」

【孝平】「気持ちいい? それとも恥ずかしい?」

耳元に唇を寄せて囁いた。

【白】「んんっ、んっ……りょ……りょうほうぅ、ですっ」

【孝平】「じゃあ、もっとしないとね」

さらに指を沈めて、熱い肉壁の中で曲げたり伸ばしたりしてみる。

【白】「ふぁ、えっ? あふっ、ふぁぁ、はああっ」

【白】「ああ、ああぁっ、ひゃ、ふぅ」

指を動かすたびに、白ちゃんがかわいく喘いだ。

【孝平】「どう?」

【白】「へ、変な声が出ちゃうのが、恥ずかしいです……」

【孝平】「それは、恥ずかしくても聞かせて」

【孝平】「白ちゃんのかわいい声、もっと聞きたいから」

【白】「ぁ……」

とろけるような恍惚の表情を浮かべる。

【白】「また、胸が締めつけられるような感じが……」

【孝平】「こうしたら、治るかな」

完全に固くなった胸の先端を、弄ぶように転がした。

【白】「あっ、あ……は、はい」

【孝平】「こっちは、どう?」

同時に反対の手で、秘所にある突起をいじった。

【白】「ひゃ、ひゃうっ、は、あ、あ」

【白】「はうっ、は、そこっ……触られると、ああっ、びりびりしますっ」

白ちゃんの震えが、体を通して伝わってくる。

蜜壷から溢れた愛液が、内腿を伝って流れていく。

美しく淫らな光景に、気持ちが高ぶってしまう。

もっと感じさせたい。

人差し指と薬指で、小さな陰部を開く。

【白】「あぁ……っ」

たっぷりと濡れた中指を、再びちゅぷりと挿入した。

【白】「ひゃ! あああっ、あぅ、う」

グラインドさせながら、小さな膣道にゆっくりと侵入していく。

熱い粘膜が絡みついてくる。

ずちゅ、くちゅ……ぴちゅ……

【白】「あ、はふあああぁ……そんなに……ああぁっ」

【孝平】「音、聞こえる?」

【白】「は、はい、死にそうなくらい、ふぁ、あ、恥ずかしい、です」

小振りな胸を揉み、逆の手で膣内から愛液をかき出す。

【白】「ああっ、やっ……そんなにされると、ふぁ! あ、ああっ」

快楽に耐えられないのか、腰を小さく左右に振った。

陰部からは愛液が次々に溢れだしてくる。

ブルマの隙間からこぼれ、太腿を流れていく愛液が、キラキラと日の光を反射していた。

【白】「やぁ……ああ、あふっ、ふぁああ……」

【白】「ふぁ、ああああっ、せんぱい、はせ……くらせんぱいっ」

【孝平】「ん?」

【白】「キス、してっ……してくださいっ」

俺の肩に体を預け、とろんとした目で俺を見上げる。

キスを求めるように、小さく口を開いた。

その口に、唇を触れさせた。

まるで、砂漠で遭難した人が水を飲むように――

激しく、俺の口を貪り舐めていく。

【白】「ふあぁ、あむっ、ふ、ちゅっ、ん、んんっ、ちゅぱっ」

白ちゃんに触れて興奮していた体が、さらに熱くなる。

【白】「ひゅ、……んん、ちゅうぅぅ……」

白ちゃんの、荒い吐息を感じる。

触れる唇が、舌先が、興奮のためか震えていた。

【白】「ちぅ……んんんっ」

膣壁をこするように、指をグラインドさせる。

太腿が震え、膣がぎゅ、っと俺を締めつけながら蠢く。

【白】「んくっ……ぷはっ、あ、あああ、ううっ、もうっ……ふぁああっ」

なまめかしい声を上げて、白ちゃんの唇が離れる。

【白】「だ、だめですっ、た、立って……あぁ、いられないですっ」

がくがくと白ちゃんの太腿が震える。

俺の手に白ちゃんの体重がかかっていた。

【白】「あ、あぅっ」

くちゅり、と白ちゃんの中から指を引き抜く。

崩れ落ちそうになる体をそのまま支えた。

白ちゃんの腰が、俺の股間へと押しつけられる。

【白】「ひゃっ」

【孝平】「ご、ごめん」

俺も、もう我慢ができないほどに高ぶっている。

【孝平】「じゃあ、そこに座ろうか」

傍らにあった岩を指差した。

【白】「は、はい」

俺は、岩の上に腰を下ろす。

【白】「こ、こうですか」

【孝平】「ああ」

俺の上に、白ちゃんが腰を下ろす。

小さな体を抱えるようにして支えた。

白ちゃんはびっくりするほど軽い。

【白】「こんな格好、誰かに見られたら……」

大切な場所が露わになっている自分の肢体を見て、消え入りそうな声で呟く。

抱きしめたら、折れてしまいそうなほど細い体。

差し込む木漏れ日で白く輝く、きめ細かい肌。

おだやかなラインを描く身体には、幾筋かの汗が光っている。

目の前にある白ちゃんの髪から、桃の花の香りがした。

【孝平】「いい?」

【白】「……はい」

こくんとうなずく。

背後から、白ちゃんの淫らな場所に手を添えた。

くちゅっ

【白】「んっ……」

卑猥な水音に、白ちゃんが小さな吐息を漏らす。

白ちゃんの割れ目に、先端を軽く触れさせた。

【白】「あっ……ぁ」

ぬるりとした感触。

蜜壷の奥から溢れた愛液が、俺のものを伝っていく。

【白】「また、心が欠けたような気持ちになってしまいました……」

俺の方に振り向き、せつなげに囁く。

俺にしか見せない、甘える顔。

こんな風に見られたら、どんな願いでも叶えたくなってしまう。

【白】「は、支倉先輩」

もじもじと腰を動かす。

触れただけの粘膜がこすれて、しびれるような刺激をもたらした。

【白】「んっ……ぁ」

【白】「ど、どうぞ」

【孝平】「ああ」

白ちゃんの中に、ゆっくり沈ませていく。

ずちゅぅ……

【白】「ひゃ、ああっ」

とても狭い膣口。

まだ先端だけしか入っていないのに、きつい。

白ちゃんの膣内が、異物の侵入を阻むように動いているのがわかる。

【白】「あっ……はぁ……はぁ……」

【白】「もっと、もっと……だ、大丈夫です」

熱に浮かされたような声で言う。

【孝平】「白ちゃんが、そのまま腰を落としてみて」

【白】「わ、わたしが……?」

【孝平】「うん。俺からじゃ、これ以上は難しいから」

【白】「わかりました。が、がんばります」

俺の上で位置を変えようと動く。

そのたびに、結合部がこすれ合った。

【白】「んっ、ああ、あ」

急な快感に白ちゃんの足が震え、体がずり落ちて――

ずぶっ、ずぶぶぶっ!

【白】「っ! ……か、ふぁ……ひはぁ、あああああぁぁっ!」

【孝平】「くっ!」

一気に白ちゃんを貫いてしまう。

先端が行き止まりに触れた感触。

痛いほどの締めつけ。

急に走り抜けた快楽に、奥歯を噛み締めて耐える。

【白】「あ、あああぁぁっ……あああぁ……っ」

【白】「んくっ、ああ、あああっ……」

眉を寄せて声を上げる白ちゃん。

慌てて、白ちゃんの身体を少し持ち上げた。

亀頭が入り口まで戻った。

【白】「あ、ああ……ぁ……はぁ……はぁ」

【孝平】「だ、大丈夫?」

【白】「ふぁ、あ、あ……」

【白】「あの、あっ、て思ったら、おへそのあたり、まで……」

【白】「だから、びっくりして、ご、ごめんなさい」

【孝平】「落ち着いて」

柔らかい髪を撫でる。

【白】「ぁ……は、はい」

【孝平】「平気?」

【白】「あ、あの、苦しいだけではなかったですし」

【白】「あ、いえっ」

【白】「その、大丈夫です」

かすかに呟いて頬を染めた。

【孝平】「わかった」

【孝平】「少し、そのままでいて」

撫でるように、白ちゃんの胸を揉む。

【白】「あぁ……あ……」

【白】「はぁあ……んんっ、優しい、ですね……」

甘い吐息を吐きながら、幸せそうな顔をする。

ゆっくりと、体の力が抜けていくのがわかった。

どうやら、リラックスしてくれたようだ。

【孝平】「ちょっとだけ、動かすね」

【白】「はい」

入り口で止まっていた怒張を、ほんの少しだけ動かす。

熱く柔らかい壁が、きゅっと俺を締めつけた。

【白】「んっ……はぁ……」

【孝平】「どう?」

【白】「すごく、あったかいです」

【孝平】「続けてもいい?」

【白】「はい……」

強く腰を突き出したくなるのを堪えながら、ゆっくりと腰を上下させた。

くちゅっ……ずちゅっ

【白】「はぁ……んっ……ぁっ」

白ちゃんは力を抜いたまま、俺の行為を受け入れる。

奥に行こうとするたびに、膣内がきゅっと収縮した。

【白】「ふぅ……ぁ、あ……んっ」

肌を火照らせて、恍惚の表情を浮かべている。

ここが外だってことは、もう気にしてないみたいだ。

それだけ、感じてくれてるってことかな。

【孝平】「胸も、するね」

【白】「はぁ、い」

とろんとした目をして、子供のようにうなずく。

【白】「ぁ……」

頭を撫でてから、胸全体を手のひらで包んで揉んでみる。

【白】「ふぁあ、ああぁ……ぁあ」

【白】「ああ……はぁあ、あっ、んんっ、んっ」

ずちゅ、ずちゅり

結合部から響く水音が、大きくなった。

見ると、白ちゃんが俺の動きに合わせて腰を小さく動かしている。

【孝平】「もっと、合わせられる?」

【白】「ふぁ、はぁい、ん、んんんっ、あぅ」

【白】「こ、こうですか? ……ひゃ、あ、あん」

【孝平】「うん、すごくいいよ」

ずちゅ、ずちゅ、ずちゅっ

白ちゃんの狭い膣内を、俺のものが上下する。

そのたびに愛液が掻きだされて、地面に黒い点を作っていく。

【白】「あ、ああっ、んっ、はぁっ、あ、あぁあっ」

白ちゃんが、一心不乱に小さな腰を振り続けている。

最深部に到達するたびに、かわらしい口から艶を帯びた声が漏れた。

声に狂わされるように、俺の頭の中が熱くなっていく。

【白】「ふっ、わっ、はぁ、あっ、んっ」

俺の頭に回された手に、力が籠もっていく。

下半身に血が集まっていくのがわかった。

【白】「は、はせくら、先輩はぁっ……んんっ、き、気持ちいい、ですか?」

喘ぎながら、少し心配そうに聞いてくる。

【孝平】「頭が、おかしくなりそうなくらいだ」

【白】「なって下さいっ、でないと、わ、わたしだけ……はああぁっ」

【孝平】「ああ……」

白ちゃんの中をかき混ぜるように、動かした。

【白】「あぁ、あああっ、ひぃぅ、ひあああぁっ!」

大きな嬌声とともに、ぎゅっと締めつけられる。

じゅくじゅくとこすられて、俺のものが中でさらに膨張するのがわかった。

【白】「ひゃう!? ああっ、あっ……んくぅ、ひゃ、あああぅっ」

【孝平】「白ちゃん、俺、もうそろそろ……」

【白】「はぁ、ぃいっ、ぁあああっ、あ、あのっ、わ、わたし、もっ、あぁあああっ」

【白】「ふあああっ、あぁうっ、んくっ、んああああぁぁっ」

白ちゃんが、細い体を俺の上で跳ねさせる。

その落下に合わせて、激しく腰を突き出した。

【白】「きゃ、きゃふ、ふぁあああっ、ひぃああああっ!」

愛液がぴちゃぴちゃと飛び散り、白ちゃんの身体がふるふると震えた。

膣内が俺をぎゅっと締めつけてくる。

【白】「はぁああ……んんぅっ、ふぁんっ、あああぅっ」

勢いよく流れ込んでくる快楽に、一気に高ぶりを覚える。

白ちゃんの一番奥を何度も貫きながら、膣口の上にある突起に指で触れた。

【白】「ひゃあっ! あくっ……きゃふ、はふぁああぁぁああっ!」

白ちゃんが汗に輝く体を仰け反らせて、悶えるようにいやいやをする。

【白】「ひゃ、はせくらせん……ぱいっ、せんぱいっ…わたし、もう、あ、はああぁっ」

【孝平】「かわいくいくところ、見せて」

【白】「あっ、は、はいっ、ひゃぅ……ふぁああっ、あああぁっ」

【白】「あああっ、真っ白、になりそうっ、ですっ、はくぅっ、あああぁ……っ!」

【白】「せんぱいっ、せんぱいっ、い、いきます、ふ、やぁ、ひあっ、ぁあああああああっ!」

びくびくっと全身を震わせて、膣内全体が俺から搾り取るように蠢いた。

その動きに導かれるように、熱い塊を一番奥へ解き放つ。

びゅくっ、びゅくぅ、びゅくくっ

【白】「ひっ、あっ、ひあっ、きゃふぅ、ふぁあああああああああぁぁぁっ!」

【白】「あっ、……ああ、あ、ふぁ、だ、だめだめだめ、ぁあああああっ!」

ぷしゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ

【白】「ひっ、いああっ、やぁあ、ああああぁぁっ」

【白】「と、止まらない、ふぁああぁっ、こんなっ……ひふあぁっ」

ぷしゃぁぁぁぁぁ……

【白】「ひゃあ……あああぅ、見ないで、見ないで下さい、はぁあ、あああっ……」

【白】「ふああ、あ、あ、ぁ…………」

ちょろちょろ……

【白】「いやっ、いやぁ……あぁ……」

びくびくと小さな体を震わせながら、羞恥に耐えるようにぎゅっと目を閉じた。

そんな姿がかわいくて、頭をそっと撫でた。

【白】「あ……」

【孝平】「大丈夫、恥ずかしくないよ」

【白】「で、でも、わたし、こんな……」

【白】「は、支倉先輩の前で、その……」

【白】「お漏らし……を……うぅ」

【孝平】「嬉しい」

【白】「え?」

【孝平】「これって、我慢できないほど、感じてくれたってコトだろ?」

【白】「は、はい」

【白】「あ、あの、でもわたしのこと、嫌いになったりしませんか?」

【孝平】「嫌いになんてなるわけない」

【白】「ど、どうしてですか」

【孝平】「白ちゃんがしてるところ、すごくかわいかったから」

【白】「ううぅ……」

両手で顔を覆って、小さく呻き声を漏らす。

まだつながっている部分が、きゅっと締まった。

【白】「あぅ……」

白ちゃんの中からゆっくりと引き抜く。

とろとろになった秘所から、愛液と精液の混じり合ったものが、こぽこぽと溢れた。

【白】「あ、こんなに……いっぱい」

【孝平】「白ちゃんがかわいいから、たくさん出たんだ」

【白】「……よかった」

嬉しそうに呟いた。

愛おしくなって、白ちゃんの頭をもう一度撫でた。

【白】「ぁ……」

ぴちょり、と白ちゃんから溢れた体液が、俺のペニスを伝って落ちていく。

何か拭くものはあったかな。

辺りを見回す。

葉っぱ?

俺は一人で首を振った。

がさがさっ!

【孝平】「なっ」

【白】「えっ」

見ていた葉が、不自然に揺れた。

だ、誰か見てたのか!?

【孝平】「誰だっ!」

ぴょこ

【白】「ふわっ!?」

【孝平】「ゆ、雪丸!?」

【白】「……い、いえ、雪丸じゃないです」

たしかに、よく見るとちょっと違う。

ぴょこ

ウサギが俺たちの前から姿を消した。

【孝平】「びっくりした……」

【白】「は、はい」

そういや、かなでさんが猪や野ウサギが出るって言ってたっけ。

まあ、ウサギでよかった。

猪でも困るが、人だったらどうしようかと思った。

//H-scene ends//

ナップサックに、体をふいたタオルをしまった。

【孝平】「じゃあ、帰ろうか」

【白】「……はい」

なんだか、白ちゃんがしょんぼりしているような。

【孝平】「どうしたの?」

【白】「ウサギさんに、恥ずかしいところを見られてしまいました……」

【白】「あのウサギさんは、いつから見ていたのでしょうか」

【孝平】「たぶん、最後だけじゃないかな」

気にしているようなので、そう答えた。

【白】「最後って、あの……」

ごにょごにょと言葉が消える。

【白】「ぅー……」

顔を赤く染めて落ち込んだ。

お漏らしのことを考えているのかな。

なんと言って、慰めたものか。

【孝平】「もうあのウサギに会うこともないだろうし、大丈夫だよ」

【白】「そ、そうですよね」

【白】「でも、雪丸に会うたびに思い出してしまいそうです……」

帰り道、必死に白ちゃんを慰めながら考えた。

俺も、雪丸を見るたびに思い出すだろうな、と。