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夏休み最後の日。

監督生室には、俺と瑛里華会長と白ちゃんの三人がいた。

今は、文化祭の準備で忙しい時期だ。

去年やったことを思い出しながら、仕事を進めていく。

卒業した前会長や、東儀先輩は元気だろうか。

頭の端でそんなことを考えながら、キーボードを叩いていた。

【白】「支倉先輩、冷たいお茶が入りました」

【孝平】「サンキュー。もうすぐ一段落するからテーブルに置いといて」

【白】「はい」

にっこりと俺に微笑んでくれる。

献身的で、かわいい俺の彼女。

仕事が忙しいときに白ちゃんの顔を見ると、とても癒される。

【白】「あの……」

【孝平】「ん?」

【白】「お仕事、まだかかりそうですか?」

なぜか、少し言いにくそうに言った。

【孝平】「まだまだ山積みだよ」

【白】「そうですか。手伝えることがあったら言って下さいね」

【孝平】「ありがと。でも資料作成の打ち込みだから」

【白】「わかりました」

再び微笑んで言った。

【瑛里華】「支倉くん。白と一緒に休憩したら?」

瑛里華会長が、書類に判子を押しながら言った。

話していても少しもスピードが落ちないんだから、頭が下がる。

【孝平】「うーん。もうちょいキリのいいとこまでやるよ」

パソコンの画面に向き直り、仕事の続きを始めた。

やっと一段落だ。

テーブルに移動して、コップを手にする。

氷が溶けて、ぬるくなっていた。

【白】「淹れ直しましょうか?」

【孝平】「いや、大丈夫」

【瑛里華】「私も休憩しようかしら」

【孝平】「瑛里華会長もぶっ続けだろ」

【孝平】「休んだ方がいい」

【瑛里華】「そうね」

軽く背伸びをして、テーブルに突っ伏した。

猫っぽい。

【孝平】「生徒には見せられない姿だな」

【瑛里華】「いいのよ」

【瑛里華】「休む時にはしっかり休むの」

【孝平】「ま、メリハリは大事だな」

そう言って、右手で自分の肩を揉みながらお茶を飲んだ。

【瑛里華】「そっちはどう?」

仕事のことか。

【孝平】「今6割。今日中には終わらないな」

【瑛里華】「でもその仕事、期限はもうちょっと先でしょ」

【孝平】「早く終わらせたほうがいいだろ」

【瑛里華】「……まあね」

なんか複雑な顔で言われた。

わかってないわね、とでも言いたげな顔だ。

【瑛里華】「白は?」

【白】「あ、わたしは、今日の分は終わりました」

【瑛里華】「白、こっちに来て」

ちょいちょい、と手招きする。

【白】「はい」

【瑛里華】「白は偉いわね」

ぎゅーっ

白ちゃんを抱きしめた。

なんか彼女を奪われたような気分だ。

【白】「わ、わたしはお二人より仕事が少ないですから」

【瑛里華】「支倉くんにも褒めてもらったら?」

【瑛里華】「ぎゅーって」

【白】「あの、それは……」

ちらり、と白ちゃんが俺を見る。

頬が赤くなっていた。

【孝平】「こんなとこで、できるわけないだろ」

【孝平】「なあ、白ちゃん」

【白】「そ、そう……ですよね」

【瑛里華】「ふう」

やれやれ、と言った調子で肩をすくめられた。

意味がわからん。

【孝平】「なんだよ」

【瑛里華】「別に」

まあ、瑛里華会長も疲れてるのかもしれない。

【孝平】「待たせちゃっても悪いから、先に帰ってていいよ」

【白】「あ、はい」

白ちゃんは少し微笑んで、自分の鞄を持った。

【白】「では、お先に失礼します」

【白】「お二人とも、頑張ってくださいね」

ぺこり

かわいく一礼すると、部屋を出て行った。

……。

【瑛里華】「まったく」

呆れたような視線が突き刺さる。

【孝平】「さっきから、なんだよ」

【瑛里華】「いいの?」

【孝平】「何がだ」

【瑛里華】「白、今日ずっと支倉くんのこと見てたわよ」

【孝平】「へ? なんで」

【瑛里華】「……ねえ、夏休みはどうだった?」

急に話題が変わった。

【孝平】「知ってるだろ? ずっとここで文化祭の準備だ」

【瑛里華】「そうね」

【瑛里華】「で、白とどこかに行ったの?」

【孝平】「いや……」

突き刺さる視線。

【瑛里華】「二人で泳ぎに行こう、とか散々言ってたのに?」

【孝平】「そうだっけ?」

【瑛里華】「ここで話してたじゃない」

【孝平】「でも……」

でも。

仕事だったんだから仕方がない。

……わけないよな。

【瑛里華】「私が白だったら泣くわよ、それ」

【孝平】「泣くのか」

【瑛里華】「ものの例えよ」

【孝平】「もしかして俺、酷い?」

【瑛里華】「彼氏失格ね。征一郎さんが知ったら、打ち首にされるわよ」

【孝平】「そんな大げさな」

【瑛里華】「大げさじゃないわ」

【瑛里華】「学院生活の最後の夏休みなのよ」

【瑛里華】「二人でどこか行きたいに決まってるでしょ」

【孝平】「でも、白ちゃんは……」

そんな素振りはみせなかった。

今日もずっと俺ににっこり微笑んでいた。

あれ。

あの笑顔は、少しぎこちなくなかったか?

やばい。

あれはきっと、仕事をしてる俺に気を遣わせないようにしてくれてたんだ。

【孝平】「俺、アホだ……」

テーブルに突っ伏した。

ごつん、と頭が当たった。

【瑛里華】「ここで落ち込むのが、貴方の今の仕事?」

【孝平】「……戸締まり、頼んでもいいか?」

【瑛里華】「もちろん」

礼を言って、監督生室を飛び出した。

外は真っ暗だった。

白ちゃんを追いかけて、寮に向けて走る。

白ちゃんに会わないまま、寮についてしまった。

もう、部屋に戻ってしまったのかな。

携帯電話を取り出して、白ちゃんにかけた。

すぐにつながる。

【白】「はい」

【孝平】「あ、支倉だけど」

【白】「どうしたんですか?」

【孝平】「ごめん」

【白】「な、何がですか?」

【孝平】「夏休み、どこにもいけなかったから」

【白】「……」

迷うような、間があった。

【白】「生徒会が忙しかったですから」

【白】「支倉先輩のせいではないです」

【孝平】「いや、せめて今日は……」

せめて今日は。

――部屋で一緒に話すか?

それは、夏休みの思い出に相応しくない気がする。

でも、この時間から街に出ても、店が閉まっているだろうし。

考えろ。

生徒会で散々企画を考えたじゃないか。

もっとましな場所が……。

【孝平】「あ」

【白】「どうしました?」

【孝平】「あのさ、これから一緒に出かけないか?」

【白】「でも、もう時間が……」

【孝平】「大丈夫。今から言う物を準備して、寮の前に集まろう」

【白】「わあ……」

更衣室で水着に着替えてきた白ちゃんが、感嘆の声を上げた。

プールにたまった水には、夜空の星が映り込んでいた。

水面全体がほのかに発光しているように感じる。

昼とはまったく違う、幻想的な光景だった。

【白】「とっても、綺麗です」

嬉しそうに微笑んだ。

この笑顔が見れただけでも、危険を犯して忍び込んだ甲斐があったと思う。

【白】「でも、本当にいいんですか?」

【孝平】「見つかったら、俺が全責任を取るさ」

【白】「でも……」

【孝平】「久々に、シスター天池に怒られたいと思ってたところだし」

冗談めかして言った。

【白】「そ、そうなんですか?」

信じられた。

【孝平】「冗談だよ。でも白ちゃんとここで遊べるなら、それくらい安いもんだ」

【白】「わたしも……」

【白】「支倉先輩といられるなら、怒られてもいいです」

【孝平】「それ、嬉しい」

【白】「え?」

【孝平】「その言葉」

【白】「……は、支倉先輩といられるなら、怒られてもいいです」

恥ずかしそうに、もう一度言った。

【孝平】「ありがと」

前髪をかきあげて、おでこにキスしてみた。

【白】「あ……」

一気に頬が赤くなる。

【白】「なんだか、ちょっと熱いです」

【孝平】「じゃあ、さっそくプールに入ろうか」

【孝平】「遊ぶ前に見つかって怒られたんじゃ、割に合わない」

【白】「ふふふ、そうですね」

【孝平】「俺と白ちゃんの最後の夏休み、存分に楽しもう」

【白】「あ」

【孝平】「ん?」

【白】「今の言葉、伊織先輩の演説みたいです」

【孝平】「……あの人なら、こんなこともしそうだな」

【孝平】「うおおおっ!」

プールサイドを全力疾走。

プールの縁を蹴って全力でジャンプ――

着水する前に、叫んだ。

【孝平】「白ちゃん、大好きだーっ!」

ざっばーんっ!

思いっきり腹を打った。

【孝平】「ぶはっ……いたた」

水の上に顔を出すと、俺を中心にして波紋が広がっていた。

映り込んだ夜空が、形を変えている。

【白】「い、伊織先輩はそんなこと言わないです」

【白】「それに、大きな声を出すと見つかってしまいます」

【孝平】「言わない方がよかった?」

【白】「……いえ」

月明かりの下でもわかるほど、頬を朱に染めている。

恥ずかしそうに、コンクリートの上でつま先をもじもじと動かしていた。

【孝平】「ほら、白ちゃんもおいで」

両手を広げて、白ちゃんを呼ぶ。

【白】「はい」

プールぎりぎりの場所から、目を閉じて鼻をつまみ、小さくジャンプ。

【白】「は、支倉先輩だいす……」

ざぶんっ

小さな水柱が上がった。

【白】「ぷはっ、くはっ」

顔が水面に飛び出す。

ふるふると左右に頭を振った。

水飛沫がいくつもの小さな波紋を作った。

【白】「……い、言い切れませんでした」

【孝平】「なんて言おうとしたの?」

わかっているのに、聞く。

【白】「ひ、秘密です……」

【孝平】「言わないんなら、こうしちゃおうかな」

ニヤリ、と口の端を歪めた。

【白】「ど、どうするんですか?」

【孝平】「うりゃっ」

白ちゃんの顔を目がけて、水をかけた。

ざばざばざばっ

【白】「きゃっ……わぷっ」

【白】「えいっ、えいっ」

ぱしゃ、ぱしゃ

控えめに反撃される。

【孝平】「その程度、俺には効かんっ」

【白】「じゃ、じゃあ……」

ちゃぷんっ

白ちゃんの顔が水面下に沈む。

浮かんだ瞬間に水をかけようと構える俺。

白ちゃんは水に沈んだまま、こちらに迫ってくる。

なんか、サメの映画を思い出すな。

ざぱっ

【白】「つ、捕まえましたっ」

俺の首にかわいく両手でぶら下がる。

【孝平】「効かないなあ」

【白】「えっ、お、重くないですか」

ただでさえ軽い白ちゃん。

水の中だともっと軽い。

【孝平】「ちっとも」

【白】「よいしょ、よいしょ」

俺の背後に回って、背中におぶさる。

【白】「こ、これでどうですか」

【孝平】「軽い」

【白】「うぅ……」

普通女の子なら喜ぶ所じゃないのか。

【孝平】「背中、乗っててね」

【白】「乗ってますよ?」

【孝平】「うん。そのままで」

【孝平】「……竜宮城へご案内」

白ちゃんを落とさないように、水下に潜る。

俺の背中に、白ちゃんがまたがるような体勢。

【白】「あっ」

俺はそのまま、水中を泳いだ。

【白】「わっ、す、すごいですっ」

ぬ、思ったよりきついな。

【白】「あ、あ、下がっていきま……」

ブクブクと二人で沈んだ。

白ちゃんと二人、プールサイドで小休止することになった。

コンクリートの上にバスタオルを敷き、寝ころぶ。

満天の星が広がっていた。

少し疲れたな。

ちょっと、はしゃぎすぎたか。

【白】「大丈夫ですか?」

【孝平】「余裕だよ」

【孝平】「夏、全然遊ばなかったから、パワーがたまってるんだ」

【孝平】「だから……」

明るく言いかけて、言葉が途切れる。

唐突に、胸がぎゅっと締めつけられるような気がした。

全身を駆けめぐる、罪悪感。

二人で過ごす、最後の夏休み。

その最終日の日が落ちるまで、俺は白ちゃんの気持ちに気づかなかった。

瑛里華会長が言ってくれなきゃ、今日だって何もしなかっただろう。

白ちゃんに、どう償えばいいのか。

【白】「どうして、そんなに辛そうな顔してるんですか?」

心配そうに、白ちゃんが俺を覗きこんでいた。

【孝平】「ごめん」

【孝平】「してあげたいこと、いっぱいあったはずなのにな……」

白ちゃんが俺の目をじっと見つめている。

月明かりに照らされた顔に、表情は浮かんでいない。

濡れた髪から、水滴がぽたぽたと落ちていく。

【孝平】「白ちゃんが寂しいと思っていることにすら、気づかなかった」

【孝平】「俺、すげえ馬鹿だ」

【白】「……それは、わたしの方です」

【孝平】「え?」

【白】「わたしは、支倉先輩と海に行きたいと思いました」

【白】「二人でアイスを食べながら街を歩きたいと考えました」

【白】「この島ではない夕日を一緒に見に行きたいと願いました」

【白】「……それは全部、わたしのわがままです」

【白】「支倉先輩が忙しいのは、知っているのに」

【白】「監督生室で一緒にいられるだけで、幸せなはずなのに」

【白】「それでも、願ってしまいました」

【白】「だから、わたしの方がおバカさんです」

俺に、微笑んだ。

俺を慰めるために言ってるんじゃない。

この子は、本気でそう思っているのだ。

そんな風に思わせてしまったことが、悔しい。

【白】「でも、そんなわたしを支倉先輩はここに連れてきてくれました」

【白】「感謝してもしきれません」

ゆっくりと――

白ちゃんの顔が近づいてくる。

まるで現実感がない映像。

青白く輝いている白い肩。

月光に浮かぶ濡れた髪。

俺を見つめる潤んだ瞳。

お互いの鼻先が触れ合う。

【白】「さっき、プールに飛び込む時には言い切れませんでした……」

夜空に消えてしまいそうなほど、かすかな声。

【白】「支倉先輩……大好きです」

そっと、唇を重ねられる。

塩素と白ちゃんの甘い匂いがした。

頬に、吐息を感じる。

虫の音を聞きながら、俺は動けずにいた。

どれくらいの時間そうしていたのか――

柔らかい感触が失われた。

【白】「ご、ごめんなさい」

【白】「わたし、勝手なことをしてしまって」

恥ずかしそうにうつむく。

不安そうに俺を見る白ちゃんを、思わず抱きしめた。

【白】「ぁ……」

【孝平】「ごめん」

【孝平】「白ちゃんが考えていたことは、ちっともわがままなんかじゃない」

【孝平】「これからは、ずっと……」

これから。

九月には生徒会を引退する。

俺は進学のためにさらに忙しくなるだろう。

残された時間は少ない。

【孝平】「どんなお願いでも、わがままでも、聞くから」

【孝平】「白ちゃんが思ったことを、言ってくれ」

【白】「そんな」

【孝平】「頼む。その方が、俺も嬉しい」

【白】「……」

迷うように視線を逸らす。

やがて、何かを窺うように俺を見た。

【白】「じゃあ」

【白】「……しても、いいですか」

聞き取れなかった。

【孝平】「何を……んっ」

押しつけるようにして、唇が合わさった。

【白】「ぅんっ……ちゅ」

肩を抱くと、少し震えていた。

【白】「ちぅっ、ちゅぱっ……ちゅく」

【白】「んんっ、ごめん……なさい、んぅ、ちゅっ」

かわいらしい舌が、俺の唇を割って入り込む。

応えるように、舌を舐め合う。

【白】「はむっ、ちゅくっ……ぴちゅ……はぁ、ぁ」

【白】「ちゅうぅっ……くちゅ、ぷはっ、はぁ……んっ」

【白】「ふぁ……はぁ……はぁっ……」

唇が重なっていた名残。

透明な水糸が月色に輝いていた。

【白】「ごめんなさい……」

【孝平】「謝ることなんてないよ。キスならいくらでも」

【白】「違うんです」

【白】「わたし、不安で……」

胸に手を当てて、切なげに俺を見た。

デートにも行かず、監督生室で仕事をする日々。

俺が不安にさせてしまったのだろう。

【白】「抑えていたのに」

【白】「どんなお願いでも、なんて言われたら……」

【孝平】「抑えないで」

【白】「本当に、いいんですか」

【孝平】「ああ」

白ちゃんが、俺の頭を細い腕で抱えた。

潤んだ瞳が再び迫る。

【白】「んんっ……ちゅく……ぁ……っ」

【白】「ふぁ……ぁっ……はむぅ……んちゅ」

【白】「好き、です……んぅ……ちゅぅ……っ」

【白】「あ……はぁ……はぁっ」

唇が離れる。

至近距離で、二人の荒い吐息が混じり合う。

熱に浮かされた顔。

うっとりとした目で俺を見つめる。

【白】「は……ぁ……」

白ちゃんはしなだれかかるようにして、俺の首筋に顔を埋めた。

濡れた髪が俺の肌に張りついて、冷たい。

バスタオルの上で絡み合う足と、首筋がやけに熱かった。

ちゅく

かすかな水音がして、首筋がさらに熱くなる。

【白】「ちろ……ちゅぅ……」

肌を吸われる感覚と、小さな舌のぬるりとした感触。

それが首筋から鎖骨へ移動していく。

【白】「ちゅ……くちゅっ……ぁ……はむっ」

俺の身体に、印を刻みつけるように舌を這わせていく。

やがてその印は、俺の胸へと到達した。

首に回された手が外され、俺の肩に優しくつかまる。

【白】「ちゅっ、ちゅぅぅ……はぁ……支倉、先輩……ちうぅっ」

俺の乳首に、まるで子供のように吸いつく。

【孝平】「あっ……」

ときおり舌先で先端をねぶられる。

白ちゃんの口から溢れた透明な液が、俺の身体に一筋の線を作った。

【白】「はむっ……ちゅ、ちゅ……ちぅ……」

白ちゃんの頭が、俺の腹を少しずつ滑っていく。

俺の水着に、白ちゃんの手が添えられた。

【孝平】「し、白ちゃん……?」

【白】「はぁ、んっ……はぁ、い?」

一心不乱に俺の身体を貪っていた白ちゃんが、顔を上げる。

頬は上気し、目は溶けたようにとろんとしていた。

【白】「ダメ……ですか?」

寂しそうに上目遣いで呟く。

幼さと色気が混ざった、アンバランスな表情。

胸を締めつけられるような、愛しい気持ちになる。

【孝平】「俺も、白ちゃんにしてあげたい」

【孝平】「いいかな」

【白】「はい……」

こくん、と小さくうなずいた。

白ちゃんが俺の上にまたがり、お尻をこちらに向ける。

女の子の身体を全身で感じる体勢。

白ちゃんの手が俺の水着をずらす。

すでに興奮で大きくなっていた怒張が解放された。

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【白】「あっ……」

驚きの声が上がる。

【白】「興奮して、くれたんです……よね?」

【孝平】「見ての通りだ」

間近でまじまじと見られると、恥ずかしい。

【白】「……ちゅっ」

【孝平】「んっ」

【白】「あ……びくん、ってしました」

【白】「かわいいです」

白ちゃんの子供のように小さな手が、俺の棹に触れている。

慈しむように指で撫でられた。

それだけで、身が震えてしまう。

【白】「ちろ……ちゅ……ぴちゅ……」

俺の先端を、白ちゃんの舌がまんべんなく濡らしていく。

お腹を空かせた子猫が、ミルクを飲んでるような音が響いた。

【白】「ちゅ……ぴちゃ、んっ……くちゅ」

ちろちろとした動きが、棹の部分に移動していく。

優しい刺激なのに、とても気持ちがいい。

目の前にある白ちゃんのお尻が、せつなげに揺れた。

まだ濡れているスクール水着。

そこから、月明かりに白く染まった太腿が伸びている。

【孝平】「俺も触るよ……」

【白】「はい……支倉先輩の……お好きなように」

甘い言葉に導かれるように、指先でざらりとした生地に触れる。

お尻の肉を両手で包み込んだ。

【白】「ふぁ……」

白ちゃんの感触を確かめるように、優しく揉んでみる。

【白】「れろ、ふぁ……んちゅぅ……ちゅく、んんっ、ふぁあ」

荒い息が、神経を丸出しにされたようなペニスに当たった。

まるで、じらされているような気持ちになる。

【孝平】「白ちゃん」

【白】「ちゅくっ……んっ、はい……?」

【孝平】「もっと、してみて」

【白】「わかりました。いっぱいします」

嬉しそうな声。

【白】「その代わり、わたしにも……」

【孝平】「こうかな」

お尻の谷間のラインに、上から指を滑らせる。

白ちゃんの大事な場所をなぞると、スクール水着から水が染み出した。

【白】「ひゃっ……あうぅっ」

びくり、と身体が震えた。

【孝平】「違ったかな」

【白】「いえ、その……ぜ、ぜひ、お願いします」

恥ずかしそうに、少しだけお尻を突き出す。

割れ目を浮かび上がらせるように、優しく上下させていく。

【白】「はぅ、はぁ……では、こちらも……ちゅっ」

棹の部分に口づけをした。

【白】「んっ、ちゅぅう……ちゅうううぅっ」

こぼれた水を吸うように、口で刺激してくる。

小さな手で、亀頭を包んだ。

温かくて、気持ちいい。

【白】「はふっ、こうされ、りゅと、んちゅぅ……いいんですよね? ……あぁっ」

【白】「ちゅうう……はむぅっ……ちゅく、ちゅ……んぅっ」

白ちゃんが陰嚢の部分を口に咥え、飴玉のように口の中で転がす。

先端を包んでいたかわいい手が、棹の部分で上下した。

【白】「ちゅぱ、はふっ、んんっ……ちゅぅ……っ」

【孝平】「ぐっ、俺の弱点ばっかりは、ずる、い」

【白】「ふぁ……支倉、先輩のことなら……わかってますから……はむっ」

びくびくと反応する亀頭を口で含んだ。

【白】「ちゅく、ちゅぅ……ちゅぅ……ぁ……ちゅっ」

唾液をたっぷり含んだ舌で、先端やカリ裏を舐められる。

【白】「ん、んんっ……ちゅうぅ、ちゅくくっ……んふぅ」

押し寄せる快感に負けそうだ。

目の前で揺れる白ちゃんのお尻。

水着の一番幅の狭い場所を、横にずらした。

【白】「ふっ……ぁ……」

白ちゃんの俺にしか見せない場所が、外気に触れた。

左右対称の綺麗な陰唇は、キラキラと輝いている。

その上にある小さな蕾が、見られた恥ずかしさのためか、きゅっとすぼまった。

秘所から一滴のしずくが、俺の胸元にぽたりと落ちる。

【孝平】「もう、濡れてるんだね」

【白】「んくっ……うー? ……んんーっ」

俺のペニスを咥えたまま、恥ずかしそうに首を傾ける。

【孝平】「プールに入ってたから?」

【白】「ん……ぅ……うぅ」

わからない、というように小さく左右に首を振った。

どこまで濡れているのか確認するために、白ちゃんの中に指を沈めた。

くちゅり……

【白】「んうっ? ぷはっ、あああぁっ」

白ちゃんが、温かく迎え入れてくれる。

そのまま、ゆっくりと差し込んでいく。

【白】「ああ……ぁ、はぁ」

【孝平】「すごいね。もう奥から溢れてきてる」

【白】「はぁっ、あぅ、先輩のをしているだけで……わたし」

【白】「あぁ……ぅ……はしたない、ですよね、あぅ……っ」

【孝平】「そういう白ちゃんのことも、俺は大好きだけど」

【白】「うぅ……」

付け根まで指が飲み込まれてしまう。

【白】「あ、あうぅ……」

【白】「あの、あまり、中で動かさないで、下さい」

【孝平】「どうして?」

【白】「もっと……はしたなくなってしまいます」

【孝平】「なったところ、見せて」

指で円を描くように、膣内を掻き回した。

【白】「ひゃっ、あ……ふぁ、あっ」

【白】「あっ、あううぅ……はぁあっ、やぁっ」

【孝平】「気持ちいい?」

【白】「は、はいっ、とっても、はあ……ぁ、んぁっ」

膣が、指を締めつけるように蠢きながら、愛液をどんどん溢れさせる。

まだ、そんなにしてないはずなのに。

どういうわけか、いつもより感じやすいみたいだ。

俺がした分だけ反応してくれるのが、嬉しい。

【白】「あうぅ、ああぁっ、おかしい、です……うあっ、んんっ」

指をもう一本中に沈める。

愛液を掻き出すように、前後させた。

【白】「あ、ああ、ぁっ……ふはぁっ!」

【白】「だ、ダメです、ダメ、どうして、こんなっ、あ、あああっ」

【白】「うぁ……あっ、わたしだけ、なんてっ、ま、待ってくださっ、ああぅ、いやぁっ」

【白】「ああ、あっ、はむっ」

いきなり、白ちゃんが俺の股間のものを咥えた。

【白】「くちゅっ……んんんっ、むぅうっ、ちゅうぅ」

【孝平】「くっ」

貪るように、口内で舌を這わせてくる。

押し寄せる波に耐えるように、身体をもじもじと動かしている。

必死に俺を感じさせようとしているのがわかった。

【白】「んんっ……はむっ、あむっ……ずちゅ」

【孝平】「先に、いってもいいよ」

【白】「んっ……んん、んっ」

いやいやをするように首を振る。

【孝平】「じゃあ、我慢してみて」

【白】「んっ」

こくんとうなずいた。

指の代わりに舌を差し込んだ。

【白】「うむぅっ!?」

熱いうねりに舌を沈ませる。

温かくて粘り気のある蜜を、楽しむ。

甘酸っぱくて、ほんの少しだけ苦い。

【孝平】「ちゅ……ちゅく、ごくっ」

飲むと、興奮が増したような気がした。

白ちゃんのそれは、俺にとっては媚薬みたいなものかもしれない。

【白】「んっ、んんんっ……ぁ……んぐっ」

もしかしたら白ちゃんも、そう感じてくれているのか。

俺のを口に含むだけで、同じように身体が火照る。

だから、小さな泉からこんなに愛液を溢れさせているんだ。

【白】「んっ、んっ、んぅ、ぐっ……ぁむ、んんんっ」

味わうほど、求めてしまう。

お互いに媚薬を与えあい、激しく貪る。

自分の意思では止めらないほどに、高まっていく。

【白】「んむっ、ずちゅ……んぐっ、んんんんっ、あむぅっ」

白ちゃんの太腿が、ふるふると震えている。

俺は蜜を求めて、さらに奥に潜り込ませて、掻き回す。

【白】「んぐっ……く、くぅ、むっ、んんんっ」

【白】「むぅっ、んんぅっ……くぅんっ、きゅ、うううぅっ」

【白】「ん、ん――――――――――――んんぅっ!!」

白ちゃんが棹を唇でギュッと締めつけ、がくがくと身体を震わせた。

陰部から、大量の分泌液が雨のように振り注ぐ。

【白】「んぐ、くふっ……うう、うぅ……ずちゅっ」

いきながらも、白ちゃんは口を離そうとしない。

【白】「か……はふ……ちゅくぅ、んちゅ、ずちゅぅっ」

ひくひくと膣を痙攣させたまま、小さな頭を上下させた。

【白】「はっ、んんっ……ずちゅっ、くちゅっ……あふ、くふっ、ぢゅぅっ」

勃起しきった肉棒を、苦しそうな吐息を吐きながら根元まで口に収める。

喉の奥まで入っている感覚に、腰がしびれた。

【孝平】「ダメだ、俺もっ」

【白】「うくっ、んくぅっ、ちゅぐっ、ずちゅぅ、ぢゅくくぅっ」

俺の言葉に、さらにスピードを速めていく。

頭が真っ白になってしまう。

【孝平】「くっ」

【白】「んむぅ!?」

ドクッ! ドクドクッ!!

【白】「くぐっ、……んんくっ、んん、ん……っ」

【白】「ごくっ……ごくっ……んくぅっ……こくっ」

放たれたものを飲み干そうと、白ちゃんが必死に喉を鳴らす。

ドクッ! ドク……ッ!

【白】「こふっ……わぷっ……ぁ」

収まり切らなかった白濁液が、口の端からこぼれた。

【白】「あ……だめ……ちゅ、れろ……」

慌てて、頬や口元にかかった精液を舐める。

【白】「ちゅ……ちゅぱ……ふあ、ぁ……」

まだ絶頂の余韻が頭を占拠している。

体が浮いているような、ふわふわとした感覚。

【孝平】「ごめん……いっぱい、だろ」

【白】「その方が、嬉しいです」

【白】「まだ、残ってますよね……」

【白】「ちろ……ちゅ……」

まだ敏感なそこに、熱く小さな舌が触れる。

まるで、神経が直に舐められているようだ。

【白】「ちゅく、ちゅぅっ……ぢゅううぅぅっ……」

中に残った分まで、吸い上げられる。

うめき声を上げないように、奥歯を噛み締めた。

【白】「こちらも、綺麗にしますね」

荒い白ちゃんの吐息だけで、感じてしまう。

【白】「ん……ちゅく……、ぴちゅ、ぴちゃ……っ」

【白】「くちゅ……ちゅっ……ちゅ、ちゅうぅぅ」

まんべんなく、舌を這わされ、吸われていく。

健気で卑猥な行為だ。

下半身が大きさを取り戻していくのがわかった。

【白】「わ……」

//H-scene ends//

【孝平】「ダメだ、白ちゃん」

【白】「ど、どうしたんですか?」

【孝平】「俺、もう止まれそうもないかも」

【白】「わたしも……です」

そっと、俺に寄り添うように抱きついた。

【白】「幸せ、です……」

耳を俺の胸に当ててうっとりとする。

まだ火照っている華奢な身体を、抱きしめ返した。

【白】「……ぁ」

少し不安そうな呟き。

【孝平】「どうしたの?」

抱き合っていた体が離れた。

【白】「あれは……礼拝堂ですよね」

遠くに見える、建物。

こんな時間に誰かいるのか、明かりがついていた。

【孝平】「気になる?」

【白】「……」

あそこまで声が届くわけもないし、目撃される距離でもない。

でも、一度気になったら、白ちゃんは不安になるだろう。

【孝平】「わかった」

今すぐにでも白ちゃんとつながりたい。

でもそれは、白ちゃんもそう思ってくれるなら、だ。

【孝平】「やめておこう。今日は遊びに来たんだし」

理性を総動員させて言った。

もやもやとした気持ちを落ち着けないといけない。

【白】「あの、でも」

【孝平】「白ちゃんが楽しくなけりゃ、意味がないだろ」

俺は怖いのかもしれない。

誰かに見られるコトが、じゃなくて。

卒業までの思い出が、白ちゃんの中でどう残ってしまうのか、が。

離れたくないから、離れた時のことを考えてしまう。

【孝平】「ちょっと、行ってくるね」

白ちゃんの頭を撫でて、プールを見た。

少し泳げば、楽になるかな。

完全に凪いだ水面は、夜空を映す鏡のようだ。

頭から、プールに飛び込んだ。

そのままの勢いでゆっくりと水中を泳ぐ。

【孝平】「ぷはっ」

顔を上げて、白ちゃんを呼ぼうとプールサイドを見た。

【孝平】「あ……れ?」

いない。

慌てて回りを見渡す。

【孝平】「白ちゃん?」

ざぱんっ

【白】「んっ」

一瞬、何が起きたのかわからなかった。

目の前に白ちゃんが浮かび上がったと思ったら――

唇を、奪われていた。

【白】「ん、んんっ……ちゅく……」

泣きそうな顔で、俺の背に手を回している。

押しつけるような、激しいキス。

【白】「んくっ……んぅ、むぅっ」

【白】「ぷは……はぁ……はぁっ……」

【孝平】「ど、どうしたの?」

ぎゅっと、俺の頬に頬をすり寄せてくる。

バランスを崩さないように慌てて抱えた。

【白】「置いて行かないで、下さい……」

【白】「ここなら、きっと見えませんから」

【白】「だから、どこにも行かないで下さいっ」

【孝平】「お、落ち着いて」

【白】「……して、下さい」

【白】「お願いです」

細い足を俺の腰に絡ませてくる。

//H-scene starts//

じっと俺の目を見つめた。

その瞳の中にあるのは、不安。

どうしてこんなに積極的なんだろう。

【孝平】「白ちゃんが、望むなら」

抗いようがない。

俺だって、まだ中途半端なままだ。

【孝平】「つかまってて」

【白】「はい」

猛ったままだった肉棒を、水中で取り出す。

股間の部分の水着をずらして、入り口にあてがった。

【白】「んっ……ああっ」

【孝平】「えっ?」

白ちゃんが腰に回した足に力を込める。

必然的に、ずぶずぶと白ちゃんの細い肢体に飲み込まれることになる。

【白】「あぁっ、うううっ、あくっ!」

【孝平】「くぅ」

冷たい水から、熱い粘膜の中に包まれていく。

激しい温度差にうめいてしまう。

【孝平】「白……ちゃんっ」

【白】「は、はせくら、先輩っ」

【孝平】「どうして……」

【白】「んっ、ふぁ……あああぁっ」

一気に根元まで、入ってしまった。

熱い内部にぎしぎしと締めつけられる。

【白】「はぁ、……ぁ」

ただ、幸せそうな吐息を吐いた。

【白】「はっ……はぁ……ぁ……」

白ちゃんが落ち着くまで、待った。

【孝平】「どうしたの?」

【白】「ごめんなさい……」

【白】「わたし、もう耐えきれない……です」

【白】「支倉先輩がいなくなってしまうなんて」

憂いを帯びた表情。

悲しい声音が、鼓膜を振動させた。

【白】「支倉先輩は、もうすぐ生徒会を引退してしまいます」

【白】「卒業したら、兄さまや伊織先輩のように、ほとんど会えなくなってしまうかもしれません」

【白】「離れてしまうのが……怖いです」

【孝平】「俺も……同じこと考えてた」

でも、それはどうしようもないことだ。

考えれば考えるほど、不安になっていくだけでしかない。

だから、せめて思い出くらいはいいものにしておきたかった。

【白】「こうしていると、とっても安心できるんです」

【白】「だから……」

【白】「いつでも支倉先輩のことを思い出せるように、して欲しいです」

【白】「いっぱいいっぱい、愛して欲しいです」

白ちゃんの気持ちが流れ込むように、切なくなる。

【孝平】「俺も、白ちゃんのことをいつでも思い出せるようにしたい」

【白】「嬉しい……です」

白ちゃんの足が、少しだけ緩んだ。

数センチだけ腰を引き、想いを伝えるように再び沈めていく。

【白】「あくっ……ふぁ」

俺に応えるように、膣内が収縮を繰り返す。

【白】「あっ、はあぁ……この気持ちを、覚えていられるように……んぁっ」

願うように、呟いた。

ぎゅっと、胸が締めつけられるような気持ちになった。

こんなに愛おしいのに、どうして離れなければいけないのだろう。

【白】「あっ、ああぅっ、せんぱいっ……ひあぁっ」

【白】「強く、強くしていいですからっ」

白ちゃんの身体を腕で引き寄せる。

水の中は動きにくい。

その分、白ちゃんの一番奥を感じようと貫く。

【白】「ひゃっ、ああぅ……ふぁっ、はぁああっ」

【白】「変ですっ、お腹が、熱くて冷たくて……っ」

【白】「ひうっ、やぁぁっ、……あ、あ、あ、んっ、はぁあぁっ」

【孝平】「止めたほうが、いい?」

【白】「だ、ダメです、やめちゃ、あふっ、ふあああっ」

悲しそうな顔で必死に訴える。

求められるままに、白ちゃんをかき乱す。

腰を打ちつけるたびに、白ちゃんが足でぎゅっと俺を引き寄せる。

心までつながっているような、そんな感覚に満たされていく。

【白】「はふあっ、もっと、深くまで……一緒に……っ」

【白】「あっ、はあぁ……ふあぁっ、はああああ……っ」

白ちゃんが、幸せそうな顔で喘ぐ。

愛されている、と感じる。

俺だって、負けない位に愛してる。

【白】「あっ、ひあんっ、ふ、不思議です……」

【白】「は、せんぱいの……気持ち、あぁ……っ」

【白】「伝わる……つたわって、あああっ、胸が、いっぱいっ……ひあぅっ」

【孝平】「白ちゃんと、このまま離れたくない」

【白】「わ、わたしもっ、ですっ、ああっ」

【孝平】「……大好き」

気持ちが溢れて、言葉になる。

【白】「うくっ……はぁ、こ、こんな、時に、こ、困ります……ま、また、わたしっ」

【白】「そんなっ、は、はせくらせん、ぱいっ……すき、だいすきですっ」

耳を打つ愛しい言葉が、心に刻まれていく。

水の中にいるのに、身体が馬鹿みたいに熱い。

下腹部に何かがたまっていくような感じがする。

【白】「やぁぁっ……うぅっ、ふぁ、ああ、おかしく、ひぁう、なりそう、ですっ」

【孝平】「一緒に、なろうっ」

【白】「いっしょに、いっしょなら……はふあっ、ふぁああっ」

【白】「ひぁあっ、き、きます、ひゃうぅっ、きちゃいますっ」

白ちゃんの身体が震え出す。

脳みそが沸騰したように、身体が制御できない。

ただただ、白ちゃんの一番奥を貫き続ける。

【白】「ひゃあっ、くる、きちゃうっ、せんぱぁいっ、ふぁああああぁっ」

【白】「はああぁっ、いく、いくいく、いくっ、ひぁん、あぁっ、きゅああああぅっ!」

【白】「はふあっ、ううううんっ、くぅ、ああああっ、いっ…………あああああああぁっ!!」

ドクドクドクッ!! ドクドクっ!!

白ちゃんの膣内に、たまっていた想いをぶちまけた。

腰が抜けたのかと思うほど、しびれている。

【白】「ひ、ゃあっ、あああぁっ、ふああぁ……あああぅっ」

ドクドクッ! ドクッ! ……ドクッ!

【白】「あっ、あっ、あっ、あ……ふぁ、あぁ……」

奥歯を噛み締めて、意識が途絶えそうになるのを堪える。

精液が、注ぎ込まれていく感覚だけが鮮明だ。

【白】「ふぁ……ぁ……ぁは……」

うっとりした目をしながら、身体を小さく震わせている。

秘所も同じように痙攣し、俺から搾り取ろうと収縮していた。

【孝平】「くっ……」

白ちゃんの足が絡んだまま、動かない。

【孝平】「白、ちゃん」

【白】「ぁ……ふぁ、ぁ……あぅ……?」

焦点の合っていない目で、俺を見つめる。

【白】「はぁ……ぅ……せん……ぱ……ぃ」

幼な子のような甘い声。

感じすぎてしまったのだろうか。

【孝平】「だ、大丈夫?」

【白】「ふぁ……ぃ」

こくん、と小さくうなずく。

【白】「はせく……ら、せんぱ……ぃ」

【孝平】「ん?」

白ちゃんは、とても幸せそうに微笑んで――

【白】「だいすき」

小さく呟き、目を閉じた。

//H-scene ends//

【白】「……ぁ」

【孝平】「目が覚めた?」

【白】「あの、わたし……プールにいたのに」

【孝平】「意識、失っちゃったみたいだったから」

【孝平】「俺の部屋まで連れて帰ってきたんだ」

【白】「ご、ごめんなさい」

【白】「大変だったのではありませんか?」

【孝平】「白ちゃん、軽いから」

見つからないか冷や汗ものだったけどな。

【白】「服も、着替えさせてくれたんですね」

【孝平】「いや、まあ、その……プールで考えたんだけど」

【孝平】「あの格好じゃ、帰る途中で見つかった時に、言い訳もできないかと思って」

【白】「ふふっ、そうですね」

小さく微笑んだ。

それからベッドの上で、ちょこんと姿勢を正す。

【白】「ありがとうございました」

【孝平】「お礼なんかいらないよ。いつでも運んであげるから」

【白】「いえ……その」

【白】「今日のこと……ずっと、忘れないと思います」

【孝平】「……よかった」

【白】「あと、それから」

【孝平】「ん?」

【白】「今日はこちらにお泊まりしてもいいですか?」

恥ずかしそうに、頬を染めながら言った。

【孝平】「もちろんさ」

かわいい彼女の小さな頭を撫でる。

残された学院生活は、ずっと一緒にいよう。

――来年訪れる、二人で過ごせない時間のために。